リップクリームはどこまで使う？捨てるか最後まで使うかの傾向とは
リップクリームをどこまで使うべきか、悩んだことはありませんか。
繰り出せない状態になったら捨てるべきなのか、それとも最後まで使うべきなのか、人によって考え方が異なります。
「まだ残りがあるのにもったいない」と感じる人もいれば、「ほじくるのは手間だから新しいものを使いたい」と考える人もいるでしょう。
実際、リップクリームの使い方にはさまざまなスタイルがあり、アンケート調査でも意見が分かれる結果が出ています。
この記事では、リップクリームをどこまで使うかの判断基準や、最後まで使うための方法について詳しく解説します。
・繰り出せない状態になったリップクリームを最後まで使う方法
・残りをもったいないと感じるかどうかで変わる使い方や処分の判断基準
・捨てるかほじくるか、コストや衛生面を考慮したリップクリームの活用法
リップクリームはどこまで使うものなのか？
中身が繰り出せない状態になったら捨てるべき？
リップクリームをどこまで使うかは、人によって見解が分かれるところだと思います。
ロート製薬の公式X（旧Twitter）アカウントが実施したアンケートによると、リップクリームをどこまで使うのかについては、以下のような結果となりました。
【アンケートにご協力ください💄📊】
— ロート製薬公式アカウント (@eyecare_cp) January 17, 2020
リップクリームの最後どこまで使うか問題について、社内で意見が割れました。完全興味本位ですが、皆さんのご意見もお聞かせいただけないでしょうか…！
この結果を見ると、「リップの中身が繰り出せなくなった時点で捨てる」という人が半数以上を占めており、多くの人が“使い切る”というよりも“使えるところまで使う”スタイルを取っていることがわかります。
一方で、「もったいないから最後までほじくる」 という人は全体の2割弱にとどまりました。
リップの残りをスパチュラなどで取り出して使う手間をかけるより、新しいものを使う方が楽だと考える人が多いのかもしれません。
また、意外にも「リップクリームを最後まで使い切る前になくしてしまう」という人が約3割いることも注目すべきポイントです。
小さいアイテムなだけに、持ち歩いているうちになくしてしまう人が多いのでしょう。
このように、リップクリームをどこまで使うかは、人それぞれのスタイルによって異なります。
- 手軽さを優先するなら → 擦り切れたら終了
- 経済的に使いたいなら → 最後までほじくって活用
- 紛失しやすいなら → なくす前提でストックを用意
それぞれの使い方にメリット・デメリットがあるため、自分に合った方法でリップクリームを活用するとよいでしょう。
リップクリームは最後までなかなか使い切れない
リップクリームは毎日使うアイテムですが、最後まで使い切るのは意外と難しいものです。
その理由の一つは、スティック型リップの構造上、中身が奥に残ってしまうことにあります。
特に繰り出し式のリップクリームは、一定の高さまで使うと、残りがあっても繰り出せなくなる仕組みになっています。
また、ポケットやカバンの中に複数のリップクリームを入れていると、一つを使い切る前に新しいものを開封してしまい、結果的に使いかけのものが増えてしまうこともあります。
さらに、季節ごとにリップクリームを変える人も多く、特に冬場に使用頻度が増えるため、春先には中途半端に残ったものが放置されがちです。
このように、使い切れずに終わってしまうことが多いリップクリームですが、最後まで活用する方法もあります。
例えば、ケースの底に残った部分を取り出して、指やブラシを使って塗る、または別の容器に移し替えて使うといった工夫ができます。
それでも使い切れない場合は、古くなったリップクリームを靴や革製品の保湿剤として活用するのも一つの方法です。
リップクリームを無駄なく使い切るためには、こまめに1本を使い切る習慣をつけることが重要です。
リップの残りをもったいないと感じるかどうか
リップクリームを最後まで使い切るかどうかは、個人の価値観によって異なります。
リップの残りを「もったいない」と感じる場合、可能な限り使い切る工夫をするのが良いでしょう。
例えば、容器の底に残った部分を取り出して使う方法や、別の容器に移し替える手段があります。
特に高価なリップクリームを使用している人にとっては、少しでも無駄なく使いたいと考えるのは自然なことです。
一方で、「ある程度使えたら十分」と考える人は、擦り切れた段階で処分するのも一つの選択肢です。
衛生面を重視する場合、長期間使い続けることで雑菌が繁殖するリスクも考えられるため、一定のタイミングで交換する方が安心です。
どのタイミングで処分するかは、使用感や衛生面、コストパフォーマンスのバランスを考えて決めるのが理想的です。
リップクリームの寿命や使い方を理解し、自分の価値観に合った使い方を選びましょう。
最後まで使い切る方法&容器の外し方について
リップクリームを最後まで使い切るためには、工夫が必要です。
まず、一般的なスティックタイプのリップクリームは、繰り出せなくなった状態でも容器の中に残っていることが多くあります。
スプーンの柄や綿棒を使って取り出すことで、最後まで使うことができます。
また、小さなスパチュラや竹串を活用すれば、より細かい部分まで取りやすくなります。
さらに、リップを溶かして再利用する方法もあります。
取り出したリップの残りを耐熱容器に入れ、湯煎や電子レンジで溶かした後、小さなケースに移し替えれば、新しいリップバームのように使うことができます。
ただし、加熱しすぎると品質が変わる可能性があるため、短時間で様子を見ながら行いましょう。
容器を完全に分解する方法としては、スティック部分を引き抜くか、ペンチなどを使って底部分を取り外す方法があります。
ただし、力を入れすぎると容器が破損することもあるため、慎重に作業する必要があります。
残りをほじくるのに適した方法や道具は？
リップクリームを最後まで使い切るためには、容器の奥に残った部分を取り出す必要があります。
適した方法や道具を活用すれば、無駄なく最後まで使い切ることが可能です。
まず、最も簡単な方法は綿棒やつまようじを使うことです。
リップクリームの底に残った部分をこそぎ取るのに適しており、手軽にできるためおすすめです。
ただし、容器の形状によっては奥まで届かない場合があるため、柄の長いタイプを選ぶと便利です。
次に小さなスパチュラや竹串を使う方法があります。
スパチュラはメイク用のものを使用すると、取りやすさが向上します。
竹串は細くて硬いため、細かい部分までしっかり取り出せるのがメリットです。
また、金属製のヘラを使うと、力を入れやすく、硬くなったリップも効率よく削り取ることができます。
ただし、容器を傷つけないよう慎重に行うことが大切です。
容器ごと使い切るのが難しい場合は、リップブラシを使う方法もあります。
ブラシを使えば、奥に残ったリップを少しずつ塗ることができるため、直接取り出さなくても最後まで使い切れます。
無理にこじ開けると容器が破損する可能性もあるため、安全に作業するよう心がけましょう。
自分に合った道具を活用して、リップクリームを最後まで使い切る工夫をしてみてください。
リップを溶かして固める方法はありますか？
リップクリームの残りを活用する方法の一つに、溶かして固めるという手段があります。
これを行うことで、使いやすい形にリメイクでき、最後まで無駄なく使うことが可能です。
まず、リップクリームの残りを取り出すことから始めます。
スパチュラや綿棒、竹串などを使って、容器の奥に残ったリップをかき出しましょう。
取り出したリップは、小さな耐熱容器に入れます。
次に、湯煎または電子レンジで加熱します。
湯煎の場合は、耐熱容器をお湯につけて、じっくりと溶かしていきます。
電子レンジを使用する場合は、500Wで数秒ずつ加熱し、焦げないように様子を見ながら調整してください。
溶けたリップは、新しいケースや小さなコンパクト容器に移し替えます。
リップバーム用のケースがない場合は、空になったリップクリームの容器や小さなクリームケースを再利用すると便利です。
最後に、冷蔵庫で冷やし固めることで、再び使いやすい状態に戻ります。
冷蔵庫に入れて30分〜1時間ほど冷やせば、完全に固まります。
この方法を使えば、最後までリップを無駄にせず、コストを抑えながら長く使い続けることができます。
捨てるか粘るかはコスト面も考慮しておこう
リップクリームをどこまで使うかは、その価格によって判断するのも一つの方法です。
安価なリップクリームであれば、最後まで使い切らなくても気軽に買い替えることができます。
ドラッグストアやコンビニで手に入るものは、数百円程度で購入できるため、ある程度使ったら新しいものに替えるのも合理的です。
一方で、高価なリップクリームは成分や保湿力に優れたものが多く、簡単に買い替えるのは躊躇するかもしれません。
デパートや専門店で販売されている高価格帯のリップは、数千円することもあり、最後まで使い切る価値があります。
そのため、容器の奥に残ったリップをスパチュラなどで取り出したり、溶かして再利用するのも一つの選択肢です。
また、医薬品成分が配合されたリップクリームの場合は、使用期限があるため、価格に関係なく適切なタイミングで交換することも重要です。
リップクリームはどこまで使う？残りは活用する？
ニベアのリップクリームを最後まで使うには
ニベアのリップクリームを最後まで使うためには、残りの量や容器の形状に応じた工夫が必要です。
スティックタイプのニベアリップは、繰り出せなくなっても底にまだ残っていることが多いため、スパチュラや綿棒を使って取り出すとよいでしょう。
また、リップブラシを活用すると、少量でも均一に塗ることができ、無駄なく使い切ることができます。
ジャータイプのニベアリップを使っている場合は、指で直接すくうだけでなく、小さなヘラやスプーンを使うと、最後までしっかり取ることができます。
さらに、容器の端に張り付いたリップを取るには、ドライヤーで軽く温めると柔らかくなり、取りやすくなります。
もし、スティックタイプのリップが短くなりすぎて塗りにくいと感じる場合は、別の容器に移し替えて再利用する方法もあります。
小さなケースにまとめて溶かし、リップバームのように指で塗る形にすると、最後の一滴まで活用できます。
コスパを重視する人は、こうした方法を試してみるとよいでしょう。
DHCのリップを最後まで使う方法
DHCのリップクリームは保湿力が高く、愛用者も多いですが、最後まで使い切るにはいくつかの工夫が必要です。
スティックタイプのDHCリップは、繰り出せなくなっても底に1cm程度の残りがあるため、スパチュラや綿棒を使って取り出すのが効果的です。
また、リップブラシを使えば、取り出したリップを塗りやすくなり、無駄なく消費できます。
さらに、DHCのリップは油分が多いため、湯煎やドライヤーで温めると柔らかくなり、別の容器に移し替えることも可能です。
小さなケースに移して指で塗る方法や、別のリップバームと混ぜて再利用する方法もあります。
特にDHCのリップは高品質なため、最後の一滴まで使い切る価値があります。
ただし、長期間放置すると品質が劣化するため、開封後はできるだけ早めに使い切るよう心がけましょう。
リップクリームを使い切る期間の目安は？
リップクリームを使い切るまでの期間は、使用頻度や塗る量によって異なりますが、一般的な目安があります。
日常的にこまめに塗る人は、1本を1〜3か月程度で使い切ることが多いです。
特に乾燥する季節や、唇が荒れやすい人は、1か月以内に使い切るケースもあります。
一方で、たまにしか塗らない人は半年以上持つこともあり、気づけば古くなってしまうこともあります。
また、リップクリームには未開封で3年ほど品質が保たれるものが多いですが、開封後はできるだけ早く使い切るのが理想です。
長期間放置すると、成分が劣化して本来の効果が薄れる可能性があります。
特に香りや色が変わった場合は、使用を控えたほうがよいでしょう。
快適に使い続けるためにも、1シーズンごとに交換するのを目安にするとよいかもしれません。
リップを塗るタイミングはいつが効果的？
リップクリームを効果的に塗るには、適切なタイミングを知ることが重要です。
まず、朝のスキンケア後に塗ることで、日中の乾燥から唇を守ることができます。
特に、メイクをする場合は、口紅を塗る前にリップクリームを仕込むことで、唇のうるおいをキープしやすくなります。
また、食事の後も塗るのが効果的です。
食事中にはリップクリームが取れやすく、唇の水分も失われがちです。
そのため、食事後に塗り直すことで、乾燥を防ぐことができます。
さらに、就寝前に塗ることで、寝ている間の乾燥を防ぎ、翌朝の唇のコンディションを整えることができます。
このとき、厚めに塗ってリップパックのようにするのもおすすめです。
特に、寝ている間は水分の蒸発が進みやすいため、夜のケアは日中以上に重要になります。
乾燥が気になる時期には、寝る前にワセリンを重ねるとより保湿力が高まります。
リップクリームは乾燥を感じたときだけでなく、定期的に塗ることでより効果を発揮します。
リップクリームの塗りすぎは荒れる？
リップクリームは唇の保湿に役立ちますが、塗りすぎるとかえって荒れる原因になることがあります。
主な理由として、唇がリップクリームに依存しやすくなる点が挙げられます。
頻繁に塗りすぎると、自らの保湿機能が低下し、乾燥しやすい状態になることがあります。
また、一部のリップクリームには、メントールや香料などの刺激成分が含まれている場合があります。
これらの成分が含まれるものを頻繁に使うと、唇に負担がかかり、荒れやすくなる可能性があります。
特に、香りの強いリップクリームや、清涼感のあるタイプは、敏感な唇には刺激が強すぎることがあります。
塗った直後は潤ったように感じても、長時間使い続けることでかえって乾燥しやすくなる場合もあるので注意しましょう。
さらに、リップクリームを無意識に何度も塗り直してしまうと、摩擦による刺激で唇がダメージを受けることもあります。
特に、乾燥しているときに強く塗ると、かえって唇の状態を悪化させることがあるため注意が必要です。
適度な頻度で塗ることが重要です。
1日に数回、朝・食後・寝る前を目安にし、必要以上に頻繁に塗らないようにすることで、健康な唇を維持しやすくなります。
もしリップクリームを塗っているのに荒れてしまう場合は、成分を見直したり、塗る頻度を減らしたりするのも一つの方法です。
唇が敏感な人は、シンプルな保湿成分のみのリップクリームを選ぶと負担が少なくなります。
リップクリームを塗ると皮が剥けるのはなぜ？
リップクリームを塗っているのに、逆に唇の皮が剥けてしまうことがあります。
これは、いくつかの要因が関係している可能性があります。
まず、リップクリームの成分が唇に合っていないことが考えられます。
メントールや香料、防腐剤などが配合されているリップクリームは、刺激が強いため、敏感な唇には負担になることがあります。
特に、清涼感のあるリップや、香り付きのものを使用すると、唇が乾燥しやすくなる場合があります。
次に、リップクリームの塗りすぎも影響します。
頻繁に塗りすぎると、唇の本来の保湿機能が低下し、乾燥しやすくなることがあります。
また、リップクリームの油分が蒸発するときに、水分も一緒に奪われてしまい、かえって乾燥を引き起こすことがあります。
さらに、古くなったリップクリームを使い続けると、劣化した成分が刺激となり、唇の皮剥けを引き起こすこともあります。
特に、開封後に長期間経過したリップクリームは、使用感が変わっていないか確認することが大切です。
対策としては、成分がシンプルで保湿力の高いリップクリームを選ぶことが有効です。
また、塗りすぎを避け、必要なタイミングで適量を塗るようにしましょう。
もしリップクリームを変えても皮剥けが続く場合は、ワセリンなど刺激の少ない保湿剤に切り替えるのも一つの方法です。
リップクリームは未開封で何年持つ？
リップクリームの使用期限は、未開封の場合でも一定の期間があります。
一般的に、市販されているリップクリームは製造から3年ほどは品質を保つように設計されています。
これは、医薬品医療機器等法に基づき、3年以内に劣化する可能性のある化粧品には使用期限の記載が必要とされているためです。
つまり、使用期限が書かれていないリップクリームは、未開封で適切に保管されていれば、3年間は品質を維持できると考えられます。
ただし、保存状態によっては劣化が早まることがあります。
特に、高温多湿の場所や直射日光が当たる環境に長期間置いておくと、成分が変質しやすくなります。
リップクリームが変色していたり、異臭がしたりする場合は、未開封であっても使用を避けたほうが安全です。
また、オーガニックや添加物を抑えた製品は、防腐剤が少ないため、一般的なリップクリームよりも劣化しやすい傾向があります。
そのため、パッケージに使用期限の記載がある場合は、その日付を守ることが重要です。
未開封でも長期間放置せず、できるだけ早めに使い切ることが理想的です。
保存する際は、直射日光を避け、温度変化の少ない涼しい場所で保管するようにしましょう。
リップクリームはどこまで使うもの？総括
この記事のポイントをまとめます。
- リップクリームをどこまで使うかは人によって異なる
- ロート製薬のアンケートでは「擦り切れたら終了」が半数以上
- 「最後までほじくる派」は2割未満と少数派
- 「なくすから最後まで使ったことがない」人が約3割
- 使い切るかどうかは価値観やライフスタイルによる
- 繰り出せなくなっても容器の奥にリップが残っている
- スパチュラや綿棒を使えば残りを取り出せる
- リップを溶かして再利用する方法もある
- ケースの底を外せばさらに多くのリップを活用できる
- リップを使い切れない理由には「複数所有」が影響
- 季節ごとにリップを変えると使い切るのが難しくなる
- 高価なリップは最後まで活用する人が多い
- 安価なリップは途中で買い替える人も多い
- 長期間の使用は雑菌の繁殖リスクがある
- 自分の使い方に合った処分タイミングを決めることが大切